JustSpecLife

ズボラミニマリズム

日本のミニマリストが物にこだわる理由を考える

 

https://img.justspeclife.com/20190223-minimalist-mono-000.jpg

 

そして実はこのミニマリズムの精神は、日本文化にも深く根ざしていると言えるだろう。日本特有の「禅」や「侘び寂び」という価値観にはミニマリズムの本質が凝縮されている。禅の価値観が表出した建築デザインの代表的なものとしては、龍安寺の石庭がある。

 

「日本人が大量生産・大量消費で忘却したものはなにか?」と考えた時に、
 
Less is more(少ないほど、豊かである)
 
大量生産・大量消費により失った、「禅」や「詫び寂び」というミニマリズムの本質を「取り戻す事」だと考えると、海外では、その新しい考えを「受け入れる事」である。
 
つまり、海外のミニマリストと日本のミニマリストの違いは、「受け入れる」か「取り戻す」かの違いであることがわかります。
 
取り戻すためには、大量生産・大量消費である「モノ」にこだわることが不可欠になり、それを破壊して初めて取り戻すことが出来るのではないでしょうか。
 
だから、日本のミニマリストはモノにこだわる。

 

 

 
スポンサードリンク
   

【スポンサーリンク】